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「光が染み込んだ日 〜太陽と月の絵に込めた想い〜」

この絵は、昨年8月に両骨盤球外腑腺の骨切り回転術という手術を受け、

入院していたときに描いた作品です。

使ったのは、ただ一本のペンだけ。

シンプルな線だけで構成されているこの「太陽と月」の絵は、

今では私にとってお守りのような存在になっています。

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手術後、私は10日間ほどベッドから降りられず、

4人部屋のカーテンが閉まったままの空間で、次第に心が沈んでいきました。

痛み、眠れなさ、不安…

「ポジティブにいよう」と頭では思うのに、体と心がついてこない。

そんな毎日を過ごしていました。


ようやく11日目に、車椅子で暖和室まで移動させてもらったとき。

大きな窓から差し込む太陽の光が、

足先から体中にじわ〜っと染み込んでくるような感覚がありました。

分子レベルで、光が私の内側に入り込んでくる感覚。


「太陽って、こんなにあったかかったんだ」

「生きてるって、なんて幸せなんだろう」

その瞬間、ありがとうって、自然と涙がこぼれました。


このときから、私は気づいたんです。


今ある日常は、すべてが奇跡。

喧嘩したり、イライラしたり、落ち込んだり…

そんな出来事でさえ、全部「自分に気づくため」に起こってくれてるんだって。

そう感じるようになりました。


そしてこの絵は、あの太陽のぬくもりと、夜に見た月のやさしい光を描いたもの。

太陽のエネルギーに満たされて、月の静けさに癒された、あの体験が詰まっています。


描いたのはただの線だけれど、

この絵には、私の人生観が大きく変わった瞬間の想いが、ぎゅっと詰まっています。


今、生きていることに感謝できるようになったこと。

今日もまた目が覚めたこと、それだけでもう十分奇跡なんだということ。

そんなあたたかな気づきを、あなたにもそっと届けられたら嬉しいです。


そして今、そんな私のアートをもっと自由に、もっと大きく広げる場が始まります。

「大きな落書きイベント」、名古屋と大阪での開催が決定し、

ありがたいことにどんどんお申し込みもいただいています!


あなたの中にある “ほんとうの想い” を、絵で解き放つ時間。

ぜひ、遊びにきてくださいね!大人も子どもも大歓迎です。

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今日もあなたのもとに、やさしい光が降り注ぎますように。




 
 
 

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