「光が染み込んだ日 〜太陽と月の絵に込めた想い〜」
- saorik273
- 4月11日
- 読了時間: 3分
この絵は、昨年8月に両骨盤球外腑腺の骨切り回転術という手術を受け、
入院していたときに描いた作品です。
使ったのは、ただ一本のペンだけ。
シンプルな線だけで構成されているこの「太陽と月」の絵は、
今では私にとってお守りのような存在になっています。

手術後、私は10日間ほどベッドから降りられず、
4人部屋のカーテンが閉まったままの空間で、次第に心が沈んでいきました。
痛み、眠れなさ、不安…
「ポジティブにいよう」と頭では思うのに、体と心がついてこない。
そんな毎日を過ごしていました。
ようやく11日目に、車椅子で暖和室まで移動させてもらったとき。
大きな窓から差し込む太陽の光が、
足先から体中にじわ〜っと染み込んでくるような感覚がありました。
分子レベルで、光が私の内側に入り込んでくる感覚。
「太陽って、こんなにあったかかったんだ」
「生きてるって、なんて幸せなんだろう」
その瞬間、ありがとうって、自然と涙がこぼれました。
このときから、私は気づいたんです。
今ある日常は、すべてが奇跡。
喧嘩したり、イライラしたり、落ち込んだり…
そんな出来事でさえ、全部「自分に気づくため」に起こってくれてるんだって。
そう感じるようになりました。
そしてこの絵は、あの太陽のぬくもりと、夜に見た月のやさしい光を描いたもの。
太陽のエネルギーに満たされて、月の静けさに癒された、あの体験が詰まっています。
描いたのはただの線だけれど、
この絵には、私の人生観が大きく変わった瞬間の想いが、ぎゅっと詰まっています。
今、生きていることに感謝できるようになったこと。
今日もまた目が覚めたこと、それだけでもう十分奇跡なんだということ。
そんなあたたかな気づきを、あなたにもそっと届けられたら嬉しいです。
そして今、そんな私のアートをもっと自由に、もっと大きく広げる場が始まります。
「大きな落書きイベント」、名古屋と大阪での開催が決定し、
ありがたいことにどんどんお申し込みもいただいています!
あなたの中にある “ほんとうの想い” を、絵で解き放つ時間。
ぜひ、遊びにきてくださいね!大人も子どもも大歓迎です。

今日もあなたのもとに、やさしい光が降り注ぎますように。




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