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そのドキドキは誰のもの?


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4月8日。

今日は我が家の次男の中学の入学式でした


前日から次男は、なんだかソワソワ。

落ち着かない様子で、ずっと何かを考えているようでした。


そんな姿を見て、私の頭の中に自然と流れてきたのが…


「さーくら咲いたら一年生

 友達になれるかな

 隣に座る子いいのかな?

 ドキドキドキド一年生」


この歌。

子どもの頃に聴いたこの歌は、当時の自分の気持ちを代弁してくれていたように感じていて、

なぜか聴くだけで勇気が出てきた、そんな記憶があります。


新しい環境に踏み出す春。

大人も子どもも、やっぱりドキドキしますよね。


私も、一緒にドキドキしている。

だけど、その「ドキドキ」は本当に私のもの?それとも、子どものもの?


そう考えた時、やっぱり「子どもの感情は、子どものもの」なんだなって思うんです。


私たちは、つい自分の経験や体験から「こうしたほうがいいよ」「大丈夫かな?」って先回りしてしまいがち。

とくに、大切な大切な子どもだからこそ、心配も大きくなる。


でもね、子どもの感情を、自分の感情と同じだと思ってしまうと、本来の子どもの気持ちが見えなくなってしまう。

それって、すごくもったいないことだなと思うんです。


以前、ある言葉を聞きました。

「心配は、勇気をそぎ落とす」


ドキッとしました。

つい「大丈夫?」「ちゃんとできる?」って聞いてしまいがちだけど、

それが逆に子どもたちの中にある勇気やワクワクを、そいでしまうこともある。


だから私は、「大丈夫?」ではなくて、「今日、素敵な1日になるといいね!」って声をかけるようにしています。

ドキドキしてもいい。

不安でもいい。

それを感じて、乗り越えていくのは「子ども自身の経験」だから。


親としてできることは、

ただただ見守って、必要な時にそっと手を差し伸べられる距離でいること。

そして、自分の感情と、子どもの感情を、ちゃんと分けてあげること。


そんな風に思えた、今日という1日でした。


今日もあなたのもとに

優しい光が届きますように。


 
 
 

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