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行きたくないの奥にあった本当の気持ち 〜次男と見つけた、対話の時間〜


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名古屋での「大きな落書きイベント」が終わった次の月曜日の朝

イベントを全力でお手伝いしてくれた次男がぽつり。


「頭が痛い。学校休みたい。」


…うんうん、あれだけ動いて遊んで、大人顔負けにフル稼働してくれてたから、そりゃ疲れも出るよねぇ、と思って

「うん、いいよ。今日はゆっくりしよう」と休ませました。


でも、翌朝。


「今日も、頭が痛い。休んでいい?」


え?マジで?と一瞬“はてなマーク”が浮かびました。

二日連続…さすがに「ん?何か違うな」と思って。


その時ふっと思ったんです。

これはたぶん“体の不調”じゃなくて、“心の声”なんじゃないかって。




予定をちょこっと調整して、次男とゆっくり話す時間をつくりました。


「今、どんな気持ちなん?」

「頭が痛いわけじゃないよね?」


と聞いたら、ぽつりと…


「学校、行きたくない。」


うんうん、そう思う時ってあるよね。

でもね、ただ「休みたい」で終わらせたくなかった。

その奥にある“ほんとの気持ち”に、ちゃんと気づいてほしかったんです。


その日は

学校休ませたけれど

しっかり対話をする時間にしました


ゆっくり話していく中で見えてきたのは、

先生とのちょっとしたやりとり、友達とのモヤモヤ。


「なるほどね、納得いかんことがあったのか~」と、

私も一緒になって感情に寄り添いました。


でもね、そこで終わらせずに、こんな風に聞いてみました。


「もしかして、それって何かに“気づくため”に起こってるんじゃないかな?」


私はね、どんな出来事にも意味があると思ってるんです。

嫌なこと、ムカッとくること、実は“気づきのチャンス”だったりする。




それともう一つ。

次男には「誰かに“すごいね!”って言ってもらえないと、自分に価値を感じにくい」ところがある


めっちゃ分かる、私もそうだった。


褒めてもらえると嬉しいし、認めてもらえると安心するよね。

でも、それが強すぎると、だんだん“自分で自分がわからなくなる”。


「自分で自分にOKを出す」

それができないと、評価や人の目ばかり気になって、すごく苦しくなるんです。


だから私は、次男にこう伝えました。


「今のままの自分に、OK出せるようになってほしい」って。



今回のことで、次男はちょっとだけ気づいたみたい。

まだまだ道半ばだけど、それでも自分の気持ちと向き合って、

「今の自分でいいやん」って思えるように、少しずつ進もうとしてる。


私は、こういう出来事があるたびに思います。


“私、育てられてるわ〜”って(笑)


親だからって、正しく導くなんてできないし、するつもりもない。

一緒に気づいて、一緒に考えていける“ひとりの人”でありたいと思っています。


そのためには、私自身が自分の感情と向き合って、

自分自身にちゃんと「それでいいよ」って言えるようにならなきゃなって。




次男が今回感じたこと、向き合ったことは、

これからの人生にとって、きっと大きな“宝物”になると私は思います。

そして私も!

もちろん、ブチ切れる日もあります。

「もう無理ー!」ってなることも全然あります(笑)


でも、怒っても、迷っても、泣いても、

それも含めて“私”。

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ちゃんと気持ちに寄り添って、

また明日、ちょっとでも前に進めたら、それで100点。


そうやって、子どもと一緒に、育っていけたらいいなぁと思っています。


今日も読んでくれてありがとう!

あなたの元に優しい光が届きますように



 
 
 

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