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今日は、長男のはじめての高校入試の日

今日は、長男のはじめての高校入試の日でした。


今朝、家を出る彼の後ろ姿を見送りながら、

振り向かずに、パッと手を上げて行く姿を見て、

「あぁ、ほんまに大きくなったなぁ」って、

ふと、そんなことを思いました。





正直に言うと、

ここに来るまで、私の中にはたくさんの葛藤がありました。


うちの長男は、

私とはまったく違うタイプ。

世間一般で言われる「受験生」とも、少し違う。


成績がいいわけでもないし、

焦っているようにも見えない。

「大丈夫なんかな?」

そう思ったことは、何度もあります。


でも今振り返ってみると、

その不安の正体は、

息子の問題というより、私自身のこだわりだったんだなと思います。


「受験生なんだから、こうあるべき」

「親として、こう導いた方がいい」

「私の時はこうだった」


気づかないうちに、

自分が歩いてきた道を

彼にも当てはめようとしていました。


でも、これは私の人生じゃない。

彼の人生。


そう頭ではわかっていても、

感情が追いつかない日も、正直ありました。


そんな中で、

冬休みから三学期にかけて、

彼の中で少し変化がありました。


私のイベントの相方が、

「勉強、見ようか?」と声をかけてくれて、

そこから、彼は初めて

「わかる」という感覚を体験し始めたんです。


ある日、彼がぽつっと言いました。


「俺、一人で勉強するより、

こうやって教えてもらった方がよかったんやなって、

初めてわかったわ。」


それを聞いた時、

「それ、いつ気づいたん?」って聞いたら、

「ついこの間」って。


……受験まで、あと少しやけど!?

と、心の中でズコーでした(笑)


でもね、

ここに気づけたこと自体が、

彼にとってはすごく大きな一歩やったんやなって、

今はそう思っています。


実は前から、

「必要なら誰かに教えてもらう?」

って、何度か声はかけていました。


でも本人は、

「うーん、考えとくわ」で終わってた。


それはきっと、

自分の中で「必要」だと思っていなかったから。


今回、

受験が近づいてきて、

少し焦りが出てきて、

どうしたらいいかわからなくなって。


そのタイミングで、

教え方がとても上手な人に出会って、

パズルがパチパチっと

はまった瞬間だったんやと思います。


自分で

「やってみよう」って思えたから、

気づけたこと。


これも、

彼のペースなんやなって。


それから、もうひとつ。


試験前、

長男は大好きな美容師さんに会いに行きました。


家から電車を乗り継いで、

最寄り駅からさらに20分歩いて、

片道だいたい1時間半。


「受験前やから、会いに行かなあかな!!」って🤣

なんじゃそりゃ

でも、私もそこの美容師さん大好き

だから気持ちがわかる


そこは、

髪を切ってもらう場所というより、

彼が心を整えに行く場所。


親以外にも、

心から信頼できる大人が

彼の周りにちゃんといる。


それだけで、

私はもう、誇らしいなと思いました。


こうして振り返ると、

私が抱えていた葛藤は、

「彼を信じられない」ことよりも、

自分を信じきれていなかったことだったのかもしれません。


彼を信じられるかどうかは、

私が私自身を信じられているかどうか。


「私は私で大丈夫」

「この子は、この子で大丈夫」


そう思えるようになってきたからこそ、

彼の人生と、私の課題を

少しずつ切り分けられるようになってきた。


放置することでもなく、

口出しすることでもなく、

見守るということ。


これは私の人生。

これは彼の人生。


その線を引けるようになった時、

私は少し楽になって、

同時に、

彼のことを前よりずっと

まっすぐ見られるようになりました。


今朝、

振り向かずに手を上げて行ったあの背中。


結果がどうであれ、

今日という一日は、

彼にとっても、

そして私にとっても、

大きな気づきの日です。


子育ては、やっぱり自分育て。


長男を通して、

私は今日も、

「信じる」ということを

教えてもらっています。


試験のことより

長男が何を感じて、考えたか笑

そこがものすごく気になる私でした笑

 
 
 

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