あらぶりさなえの巻 〜月に向かって深呼吸〜
- saorik273
- 7月1日
- 読了時間: 2分

昨日、ちょっといろいろ…おもしろくないことがあって。
久しぶりに、感情がブワァっと爆発。
家族にちょっぴりイラっとしてしまいました。
その瞬間は、相手のせいにしてたけど、
後になって思うんです。
「これ、自分が疲れてたんだろうなぁ」
「何かに気づけってことかな?」
「私、何にそんなに焦ってたんだろう?」
考えてみたら、腹が立ったのは、きっと「自分」に対してだったんです。
たとえばね。
お弁当。量が少ないって言われたんですよ。おばあちゃんに。
でも実際、子どもたちは野菜が嫌いで残してくるし、
何度も工夫して、考えたうえでの“あのお弁当”だったんですよ。私なりに。
そのことを知らずに言われて、ちょっとグサッときた。
「もっと考えてあげてほしいわ」って言葉に、
「考えてるわー!!」って、心の中で叫んでた自分がいた。
あとから冷静になって気づいたんです。
あれって、たぶん
「ちゃんとしてる自分を、誰かに認めてほしかった」んだなって。
子どもが楽しく食べてくれればそれでいいって思ってたはずなのに、
どこかで「ちゃんとやってるんだから、ちゃんと食べなさいよ」って思ってたのかも。
あぁ、まだまだ「完璧」を求めてる自分がいたなって、気づきました。
でもね、そういう自分も、別に悪くない。
「あ〜、今こんな気持ちだったんだな」って、ちゃんと受け止めました。
だって、そういうことがあるから、また“気づける”んだと思うから。
帰り道、夜のリハビリ終わりにふと空を見上げると、
月がとってもきれいで。
「はぁ〜…帰りたくない(笑)」
って一瞬よぎるくらい、家の中にはいろんな人が待ってるわけです。
おじいちゃん、おばあちゃん、息子たち二人。
それぞれがそれぞれの価値観をもって生きてる。
そりゃ、ぶつかりもするよね。
でもね、それってきっと“自分の引き出し”が増えていってる証拠なんだなって思いました。
いろんな価値観があって、いろんな思いがあって、
その中で生きているって、ありがたいこと。
そう思えた帰り道。
静かに月を見上げながら、深呼吸して、
「さぁ、母ちゃん、帰るか」と、家に向かいました。
ちなみに、わたし。
一応、母ちゃんやってます。
(たまにあらぶるけどな!笑)




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