「空を見上げて、涙が出た」
- saorik273
- 3月30日
- 読了時間: 2分
手術をしていない反対の足も痛み出して、
そこを手術しないようにするために。
そして、手術をした足の筋力を戻すために。
やりたいことがあるから、どこまでも自分の体と向き合っている。
昨日もリハビリに行って、筋トレをして、
その帰り道。
ふと空を見上げたら、涙がこぼれた。
「ああ、幸せだなぁ」 って。
今の新しいリハビリに通い始めて、約1ヶ月。
前に歩いていた時よりも、 体のブレがなくなってきた。
少しずつ、歩けるようになっている自分を感じる。
それがもう 嬉しくて、愛おしくて、幸せだった。
正直、身体は 10年前と比べたら全然違う。
若い頃の方が、体力もあるし、見た目もハリがあって、
いろんな意味で 「いい」 って思える部分はあったかもしれない。
でも、あの頃の私は、ずっと 「いい◯◯でいよう」 って頑張っていた。
結婚して、「いい妻」でいよう。
同居して、「いい嫁」でいよう。
子どもが生まれて、「いいお母さん」でいよう。
そうやって、 「いい」って言葉をめちゃくちゃ大事にしていた。
でもそれは、 自分がどうありたいか じゃなくて、
人にどう思われるか、人に評価されるか を基準にしていたんだなぁって、今になって思う。
今の私は、そんな自分から解放されてる。
10年前の私に、今の私が声をかけてあげられるなら、
「あなたは必ず幸せになりますよ、大丈夫だよ」 って伝えてあげたい。
たしかに、10年前の方が痩せてたし、
肌のツヤもよかったし、小じわなんてなかった。
でも、今の私は、変わっていく自分を受け入れてる。
体型が変わっても、ホルモンバランスが崩れても、
「あれ?」 って思うことが増えても、
それすら 愛おしい。
「そんな私も素敵だなぁ」 って、心から思える。
「私が私のまんまでいられる」
それが、どれだけ幸せなことか。
それができるのは、 自分と向き合ってきたからこそ。
しんどいことも、辛いことも、たくさんあったけど、
全部が 今につながっているんだなぁ と思うと、
もう 感謝しかない。
やりたいことがあるからこそ、私は どこまでも前に進む。
そんなことを、しみじみ感じた 幸せな一日でした。
今日もあなたの心に そっと優しい光が届きますように。





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